当社のリサイクル活動がISSFのサステナビリティ・アワードを受賞!

2014/05/30

新日鐵住金ステンレス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:伊藤 仁)は、長期にわたる耐火物のリサイクル活動について、国際ステンレススチールフォーラム(ISSF)の2014年サステナビリティ・アワード「環境・持続的な企業活動」賞を受賞いたしました。

サステナビリティ・アワードは、環境問題やエネルギー問題を中心に、将来にわたる産業活動の持続可能性に貢献した企業を表彰するもので、「健康」、「環境・持続的な企業活動」の二部門から成り、それぞれの分野でステンレス産業の持続可能性に貢献しているかどうかが審査されます。

今回の受賞は当社が環境にやさしい製鉄所の実現を目指し、15年をかけて、製鋼工場及び棒線・薄板工場で発生する耐火物屑の回収率を6%程度から100%まで改善した取組みが、高く評価されたことによるものです。

表彰式は、本年度のISSF年次総会に合わせ、2014年5月15日にローマで執り行われ、記念の楯が授与されました。

当社は、今後も商品面に於ける省資源製品(FWシリーズ*1、二相鋼*2)の普及と、プロセス面に於けるリサイクル・再資源化の徹底という両面での取組みを通じて、環境親和性の高いステンレス事業運営を目指してまいります。

*1 NSSC FWシリーズは、当社が世界で初めて開発した、微量のSn(錫)添加によってフェライト(クロム)系ステンレス鋼の耐食性を飛躍的に向上させる画期的技術を用い、ステンレス鋼の基本元素であるクロム(Cr)を低減し、更にはニッケル・モリブデンを使用せずに、耐食性の維持・向上と加工性の向上を同時に実現した、世界初のSn添加高純度フェライト系ステンレス鋼です。FW2はSUS304に比べクロム、ニッケルなどのレアメタルを40%削減、FW1はSUS430に比べ18%削減しています。

*2 二相ステンレス鋼は、オーステナイトとフェライトの混合組織からなるステンレス鋼で、高クロム(Cr)低ニッケル(Ni) の基本成分で、高強度・高耐食を実現したステンレス鋼です。汎用的なオーステナイト鋼よりもニッケル節減型の合金成分であることに加え、高強度(耐力550Nレベル。汎用オーステナイト鋼の倍程度)で、板厚の減肉化(軽量化)を図ることができることにより、省資源化が可能となっています。