当社NSSC®2120が「第6回ものづくり日本大賞」経済産業大臣賞を受賞

2015/10/28

FWシリーズに続き世界に通用する「日本のものづくり」の代表として2度目の受賞

新日鐵住金ステンレス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:伊藤仁、以下「NSSC」)は、「第6回ものづくり日本大賞」の選考において「社会インフラを支える世界初の省資源型高性能二相ステンレス鋼の開発」(NSSC®2120)で、経済産業大臣賞を受賞しました。

「ものづくり日本大賞」は、日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくため、2005年に経済産業省、文部科学省、厚生労働省及び国土交通省の4省連携により創設され、2年に一度実施されている表彰制度で、今回が6回目となります。
今回当社は、NSSC®2120の開発で、同大賞の内「産業・社会をささえるものづくり」分野の「製品・技術開発部門」(*)において、経済産業大臣賞を受賞致しました。当社としては、第4回ものづくり日本大賞におけるFWシリーズの受賞(内閣総理大臣賞)に続き、2度目の受賞となります。

(*)「製品・技術開発部門」の表彰対象:
高度な技術的課題を克服し、従来にない画期的な製品・部品や素材等の開発・実用化を実現させた個人又はグループ

NSSC®2120は、当社が有する窒素を最大限に活用する技術を用い、高強度且つ高耐食という省資源型二相鋼の特性に、世界で初めて高い溶接性を付与することに成功した省資源型高性能二相ステンレス鋼です。

窒素は、ステンレス鋼の強度や耐食性を向上させる有益な面がある一方、他元素とのバランス次第では溶接性や製造性の低下をもたらす元素です。当社は、NSSC®2120の開発に際し、独自の成分設計法を確立し、窒素量を最適化することで、省資源型二相鋼に高い溶接性を付与するとともに、最適プロセスの開発を通じ、高強度且つ高耐食という特性を有する二相ステンレス鋼の製造面における課題を克服し、高効率で安定した生産体制を構築致しました。

今回の受賞は、NSSC®2120の開発が、近年自然災害が多発する我が国において、高強度且つ高耐食性で、製作物を軽量化できるという特性を生かすことで、国土強靭化のための良質な社会インフラ整備という喫緊の課題に対して素材面からのソリューション提供を可能とすることに加え、インフラ設備やケミカルタンカー等、大型溶接構造物の製作・施工時の経済性向上を通じて、地球規模での省資源化要求にも貢献できることが評価されたものです。

NSSC®2120は、ダム、水門、ケミカルタンカー、大型ポンプ、海水淡水化プラントなど幅広い用途に適用され、順調に販売を伸ばしており、日本のものづくり産業の競争力を下支えしています。

当社は、今後も当社の商品力・技術力に一層みがきをかけ、さらに高品質な製品をお客様にお届けすることで、日本のものづくり産業の競争力向上に貢献して参ります。

<参考>
◇表彰式、並びに祝賀会は、11月2日に行われる予定です。
◇専用WEBページURL http://nssc.nssmc.com/campaigns/duplex/

以  上

本件に関するお問い合わせ 03-3276-4853, 4516(企画部)