万博記念公園「EXPOCITY」大観覧車にNSSC®2120が採用

2016/07/07

新日鐵住金ステンレス株式会社(所在地:東京都千代田、代表取締役社長:伊藤 仁)は、今般(2016年7月1日)グランドオープンした万博記念公園(大阪府吹田市)大型複合施設「EXPOCITY」内に設置された大観覧車REDHORSE OSAKA WHEELの駆動装置向けに、当社開発の省合金型二相ステンレス鋼NSSC®2120(SUS 821L1、21%Cr-2%Ni)厚板約20トンを採用いただきました。
REDHORSE OSAKA WHEELは高さ123mと日本一の大きさで、駆動装置で回転輪を回転させるとともに軌道保持を行う構造となっており、風圧等による振動を吸収する目的から、駆動装置自体が可動式となっています。その為、当該装置のベアリングが走行する面の部材についても非常に優れた強度特性および耐摩耗特性が要求され、当初は高強度型オーステナイト鋼の採用が考えられていましたが、それを上回るNSSC®2120の強度により鋼材の厚さを10%程度抑制が可能等のメリットをご評価いただきました。

【物件概要】
1) 案件名:REDHORSE OSAKA WHEEL(大観覧車)
2) 事業主:EXPO観覧車合同会社殿
3) 元請 :阪和興業株式会社殿
4) 製造 :徳機株式会社殿、宇部興機株式会社殿 他

【NSSC®2120採用部位】
宇部興機株式会社殿製造の観覧車駆動装置(下図の○部分)におけるカムフォロワー(*)
・サイドローラーの走行面
(*)内部にニードルベアリングを組み込んだ剛性の高いシャフト付きベアリング

<下記の○部分に採用>                     <REDHORSE OSAKA WHEEL全景>


当社は、これまで物件対応で培ってきた品質・納期管理力をベースに、今後とも二相鋼の用途拡大、安定供給を通じてお客様からのニーズに対応したソリューションを提供してまいります。

以  上