ステンレス棒線 粗圧延機のリフレッシュについて
~粗圧延機更新による品質向上及びハイエンド鋼種製造対策~

2016/09/27

新日鐵住金ステンレス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:伊藤 仁)は、光製造所棒線工場の粗圧延機をリフレッシュいたしました。

本リフレッシュは、粗圧延機用電動機の更新に合わせ、従来のH-H(注1)粗圧延機を新日鐵住金㈱の支援を得て最適技術を織り込んだ最新鋭のH-V(注2)コンパクト粗圧延機に刷新することで、ステンレス棒線の品質競争力を世界最高水準に引き上げるものです。
また、分割工事を行ったことで工事期間は約1年にわたりましたが、工事関係者の方々と操業現場の密接な連携により、無災害で完工することができました。

今後、お客さまに一層ご満足いただける商品をお届けしていくとともに、ソリューション拡販を推進し、ステンレス棒線事業のさらなる成長を目指します。
<リフレッシュの概要>
 1.主要設備:H-V非捻転式コンパクト圧延機の導入(写真)
 2.効果:
(1)非捻転式粗圧延機を採用し、しわ疵や摺動疵の発生を抑制することで、お客様が
ねじ等に圧造加工する際に発生していた表面疵や割れの改善に繋がります。
(2)粗圧延機の刷新・コンパクト化により高温圧延が実現し、従来対応の難しかった
ハイエンド鋼種の製造・販売が可能となりました。
 3.投資額:13億円強
 4.稼動:2016年5月

(注1)H-H:水平式圧延機で、鋼材を90度づつ回転させながら圧延する方式
(注2)H-V:鋼材は一切回転させず、水平式と垂直式圧延機を交互に使用する方式
(※) H:Horizontal、V:Verticalの略