日立造船殿向けカタール大型海水淡水化プラント用二相ステンレス厚板を納入

2016/11/07

新日鐵住金ステンレス株式会社(所在地:東京都千代田、代表取締役社長:伊藤 仁)は、日立造船㈱殿から昨年7月にカタール大型海水淡水化プラント「ウム・アル・ホウル・パワー(Umm Al Houl Power)」向け二相ステンレス厚板約7.5千トンを受注、以降約1年をかけて順調に製造・出荷し、本年上期末までに完納いたしました。
同プロジェクトは、カタール電力・水公社(Kahramaa:Qatar General Electricity and Water Corporation)が計画し、現地資本を主体とするウム・アル・ホウル・パワー社が発電・海水淡水化プラントの建設および、建設後25年間の売電・売水契約を請け負い、日立造船殿がそのうちハイブリッド型(*)の超大型海水淡水化プラントの建設工事を受注されたものです。
(*)蒸発方式の1つである多段フラッシュ法(MSF法:Multi-Stage Flash)および膜方式である逆浸透法(RO法:Reverse Osmosis)の2種類の海水淡水化装置から構成

今回の物件では、2013年に日立造船㈱殿から受注したカタール海水淡水化プラント「ラス・アブ・フォンタス(Ras Abu Fontas、MSF方式)」向けに続き、昨年JIS鋼種化された当社開発の省合金型二相ステンレス鋼NSSC®2120(ASTM A240M S82122)(21%Cr-2%Ni)を採用いただきましたが、適用部位の拡大等により単体のプロジェクト向けとしては過去最大となる約1,500トンの受注規模となりました。
当社は、これまで物件対応で培ってきた品質・納期管理力をベースに、今後とも二相鋼の安定供給を通じてお客様からのニーズに対応したソリューションを提供し、社会インフラ整備に貢献してまいります。

(物件概要)
・案件名:ウム・アル・ホウル・パワー(カタール)
首都ドーハより南方約15kmにあるQatar Economic Zone3の隣接地に建設される発電所及び海水淡水化プラントにより発電・造水事業を行うもの。造水能力は日量約59万㌧で2017年から部分運転開始予定。
・エンドユーザー:カタール電力・水公社
・当社受注量:二相ステンレス厚板 約7.5千㌧(内NSSC2120が約2割、1.5千㌧。左記以外はASTM S31803およびS32101)
(参考) 2013年2月6日付Ras AbuFontas向け二相鋼受注リリースhttp://nssc.nssmc.com/updates/news_jp/1605

以  上
本件についてのお問い合わせ先:厚板営業部 03-3276-4748

物件所在地
ss-2016-11-07-0-47-39