回転炉床式還元炉による製鉄ダスト類リサイクルプロセスの開発で 第56回(平成21年度)大河内賞「大河内記念生産賞」を受賞

2010/02/17

新日鐵住金ステンレス株式会社は、新日本製鐵株式会社とともに、(財)大河内記念会(理事長:吉川弘之氏)より、「回転炉床式還元炉による製鉄ダスト類リサイクルプロセスの開発」で、第56回(平成21年度)大河内賞「大河内記念生産賞」を受賞しました。贈呈式は3月12日に日本工業倶楽部(東京都千代田区)にて行われます。

大河内賞は、故大河内正敏博士の功績を記念して、大河内記念会がわが国の生産工学・高度生産方式の実施等に関する顕著な業績を表彰する伝統と権威のある賞です。

現在、当社で発生する製鉄ダストは、本プロセスを活用し、全量回収リサイクルされております。また、当社の製品であるステンレス鋼を製造する時に発生する製鉄ダストは、酸化鉄に加えて、高価元素であるニッケル酸化物およびクロム酸化物を含有しており、全量回収リサイクルにより、省資源化にも大きく寄与しております。

本プロセスのステンレス鋼への適用に関しては、普通鋼の製鉄ダストに比べ、「粒径が細かい」、「メタル分が少ない」、「難還元性のクロム酸化物を含有」の特徴を有することから、造粒・塊成化、還元反応の促進に多くの課題がありましたが、適正な造粒条件・反応の実現により、安定処理と高生産性を達成しております。