当社スーパーステンレスを大量採用した醤油タンクが竣工

2011/10/03

 NSSC (新日鐵住金ステンレス株式会社、所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:木下洋)の当社独自鋼種のスーパーステンレスおよび高純フェライト系ステンレス約80tが大分醤油協業組合殿の醤油タンク用素材に採用されました。塩分17%の醤油諸味に対する耐食性が評価されたもので、大型諸味タンクとしては缶体全てにスーパーステンレスを使用した日本初の設備となります。 

(物件の概要)
  施主    :大分醤油協業組合殿
  設置場所 :大分県臼杵市(平成23年8月30日竣工)
  物件    :醤油諸味タンク10基(200キロリットル/基*)
                 *)直径5m、高さ14m、自重14t/基
                   一基当たり28,000人が一年間に使用する醤油量に相当

(使用されたステンレス鋼種と採用部位)
     1)NSSC®270:タンク缶体および水冷式ジャケット 70t
       成分20Cr-18Ni-6Mo-0.7Cu-0.2N-LC 板厚2.0~6.0mm
     2)NSSC®180カラーステンレス:ラッキング 6t
       成分19Cr-0.4Cu-0.4Nb-LC,N       板厚0.3mm

     
なお、今回竣工したステンレス製大型タンクは、ジャケット部がディンプル構造のため伝熱面積が広く熱効率が優れている等省エネ運転が可能なことに加え、高熱効率のため原料の分解・醗酵・熟成の温度管理が容易で、安定した品質の醤油諸味製造が可能です。
また、従来の自然熟成木材製タンクに比較して生産性が飛躍的に向上します(木材:熟成に約2年間、ステンレス:約3ヵ月)

本件に関するお問い合わせ:企画部企画室(03-3276-4853, 4516)