当社省合金二相ステンレス鋼が横浜市下水道設備に採用

2012/01/10

 NSSC (新日鐵住金ステンレス株式会社、所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:木下洋)の省合金型二相ステンレス鋼ASTM A240M S32304が、国内初の公共用設備として、横浜市環境創造局の合流式下水道の雨水吐に設置される越流堰夾雑物対策用スクリーンの素材に採用されました。

 近年世界的にASTM A240M S32304を始めとする省合金型二相ステンレス鋼の普及が進んでいる中、当社としても適用拡大に向けた活動を推進してきたところ、今回、技術提案及び事例研究発表会等、清掃等の維持管理を含めた業務検討を進めている横浜市環境創造局から、当該スクリーン装置の新規設置にあたり、ASTM A240M S32304が、

  1. SUS316Lと同等の耐食性を有しながら、ニッケル・モリブデン等の合金元素を低減した省資源型ステンレス鋼であること、
  2. SUS316Lの約2倍の強度を有していることから、夾雑物対策用スクリーンの設計板厚の薄手化による重量低減が可能であること、

等により、コスト低減と設備の長寿命化を両立できる点を評価戴き、採用されました。

 横浜市環境創造局では、今回設置するスクリーンにボルト緊結方式を採用し、既設施設(マンホール)を壊すことなく搬入・設置可能とすることで、素材・施工の両面でコスト低減を図っており、今回設置を決定した2箇所を皮切りに、合計143箇所への設置を検討する予定です。

 当社は今後とも他地方公共団体の同様物件や新規用途開拓を含めて取り組みを進め、二相鋼の普及を通じた省資源、設備の長寿命化、更には日本のモノ造り競争力の向上への貢献を目指してまいります。

NSSC スクリーン

(物件の概要)
1.物件: 横浜市環境創造局/合流式下水道 雨水吐室 越流堰夾雑物対策用スクリーン
2.設置場所: 磯子15雨水吐 磯子23雨水吐 中村5雨水吐 中村7雨水吐
3.適用鋼種:  ASTM A240M S32304(スクリーン部:冷延鋼板、アングル部:熱延鋼板)

以  上