当社FWシリーズが「第4回ものづくり日本大賞」内閣総理大臣賞を受賞

2012/02/03

世界に通用する「日本のものづくり」の代表として
約700件の候補案件の中の最高位に

新日鐵住金ステンレス株式会社(所在地:東京都千代田区,代表取締役社長:木下 洋、以下「NSSC」)は、「第4回ものづくり日本大賞」の選考において「レアメタルを画期的に削減した次世代ステンレスの開発」(NSSC® FWシリーズ)で、最高位である内閣総理大臣賞を受賞しました。

「ものづくり日本大賞」は、日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承・発展させていくため、経済産業省、文部科学省、厚生労働省および国土交通省の4省連携により、2005年8月に創設され、2年に一度実施されている表彰制度です。 当社FWシリーズの開発はこのうち「産業・社会をささえるものづくり」分野の「製品・技術開発部門」(*)で内閣総理大臣賞を受賞しました。この部門は「素材」、「機械・情報」、「生活」の3つの業種分類に分かれ、今回の賞は、金属材料に限らず、プラスチック、ゴム、コンクリート等 幅広い素材業種の中から、世界で通用する①革新性、②技術レベル、③国民生活や生産活動への影響、が審査され、1件のみ選ばれるという大変に名誉ある賞です。

(*)「製品・技術開発部門」の表彰対象
日本国内において高度な技術的課題を克服し、従来にない画期的な製品・部品や生産技術の開発・実用化を実現させた個人又はグループ

NSSC® FW1、NSSC® FW2は、世界初の錫(Sn)添加により、ステンレスの基本元素で、レアメタルであるCr・Niを、汎用鋼であるSUS430、SUS304に比べ2~4割大幅削減し、資源対策と原料コスト削減を達成したこと、また、両鋼種は耐食性とともに加工性に優れ、従来の汎用鋼と同様の広い用途に適用可能であり、海外との競争が厳しい汎用型基礎素材を日本国内で生産し輸出することで、国内産業の活性化に大きく寄与することが評価されました。

需要の低迷と円高という厳しい環境の中でも、FWシリーズは順調に販売を伸ばしており、本格生産開始以降約1年で、生産量は1万トンを突破、その用途は、洗濯機ドラム、システムキッチン、鍋等屋内で使用されるものから、化粧パイプ、建築金物等屋外で使用されるものまで幅広いものとなっています。

FWシリーズは、住金時代から受け継いだ錫添加という技術シーズと、新日鉄時代から長年蓄積した高純度フェライト系製造技術が融合し生まれ、新日鉄八幡製鉄所と当社との連携により商品化された、まさに新日鉄と住金の技術統合を象徴する製品です。当社は、今回の受賞をあらたな糧とし、当社の商品力・技術力により一層みがきをかけて今後とも日本のものづくり競争力の向上に貢献してまいります。

<参考>
◇表彰式、並びに祝賀会は、2月17日に総理官邸にて行われる予定です。
◇3月20日から4月8日まで、国立科学博物館にて受賞展示が行われます。
◇専用WEBページ URL /fw
◇FWシリーズのその他受賞歴
2011年1月 NSSC® FW1にて日経優秀製品・サービス賞最優秀賞(日経産業新聞賞)を受賞

以上

本件に関するお問い合わせ 03-3276-4853, 4516(企画部)

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