さびにくさ

Fe-Cr合金のさびにくさ

鉄(Fe)にクロム(Cr)を添加した場合、クロムの量が増えるに従って、さびにくくなります。 上の写真に示す例では、クロムを11%以上含む合金では、金属光沢が残存しており、19%以上含む合金では明確なさびは認められません。

代表的ステンレスの屋外環境での発銹挙動(例)~屋外暴露試験結果~

1)外観 海浜環境(瀬戸内海沿岸)での10年間暴露試験後の表面状況


2)発銹の経時変化


3)各種ステンレスの発銹程度の相違
各種ステンレスの暴露試験結果から発銹程度とその経時変化は下図のようにまとめられます。(当社での例)

上の図から、各種ステンレスの発銹程度の経時変化が概ね推定できます。
NSSC 270やNSSC 220Mは、長期間優れた耐銹性を維持しますので大型建築構造物の屋根として広くご利用いただいております。

代表的ステンレスと他の素材のさびにくさの比較(例)

改良型塩水噴霧試験での発銹状況の比較例

アルミニウム、銅は24時間の比較的短時間で、流れるさびが発生
96時間後ではSUS 430(17Cr)にも明確なさびが発生。(NSSC 180, SUS 304では明確なさびの発生は認められません)