国内初のステンレス鋼厚板製テラス橋の架け替えが完了

2018/08/09

新日鐵住金ステンレス株式会社(所在地:東京都千代田、代表取締役社長:伊藤 仁)の省合金二相ステンレス鋼厚板を、国内で初めて主要部材に採用したテラス橋の架け替えが完了しました。

本テラス橋は、隅田川と仙台堀川の合流地点に位置し、排水機場に隣接するという立地上の制約から、排水機場の工事時には取り外しが可能であること、桁下が低く再塗装が困難なことから、メンテナンスフリーであること、更に拡幅しながらも平坦な橋面を実現する高強度の材料であること等の要求事項を総合的に検討された結果、当社の高強度・高耐食二相ステンレス鋼(SUS 323L、23%Cr-4%Ni-窒素)が主要部材に採用されました。本テラス橋の設計は、一般社団法人 日本鋼構造協会(JSSC)が土木構造物のステンレス化のため策定した「ステンレス鋼土木構造物の設計・施工指針(案)」に準拠した初の事例となります。なお、隣接する排水機場の吐出樋門にも、当社のSUS 323Lが採用されております。

本テラス橋は、都内では貴重な親水空間「隅田川テラス」の一部を構成しており、水路による分断箇所の多い隅田川テラスを連続化させることで、魅力的な水辺空間の創出に資するものと期待されています。

当社は、高品質のステンレス厚板製品による総合的なソリューションをご提供することを通じて、今後とも質の高いインフラ整備に貢献してまいります。

【物件概要】
◇発注者:東京都
◇工事名:清澄排水機場(吐出樋門)耐震補強工事
◇受注者:大豊建設株式会社殿・黒部建設株式会社殿 JV 橋梁製作:株式会社楢崎製作所殿
◇橋概要:有効幅3m、支間長18m
◇鋼材使用量:テラス橋(約10㌧)、吐出樋門(約40㌧)合計で約50㌧

以  上
(問合わせ先:厚板営業部03-6841-6163)